【美容鍼をやってはいけない人についてお伝えします】
- 木原
- 2024年12月21日
- 読了時間: 4分
美容鍼は基本的には身体的に危険の少ない施術方法です。
問題があるとすれば、内出血を起こして顔に黄色いお色味が出てくることですが、
血管走行を意識すればかなり防げますし、2週間ほどで安全に吸収されます。
私が行っている美容鍼は主に表情筋や頭皮に鍼を打って、そこに電気を流し筋肉を動かすことで、普段使わない筋肉を動かし、表情豊かなお顔をつくることを主眼においています。
ちなみに鍼ではシミ・しわ・たるみの改善はできません。(お医者さんも同様の見解です)
美容鍼そのものには危険はありませんが、直前にほかの美容医療を受けていたり、予定している場合、美容鍼の施術には十分な注意が必要です。
今回は「美容鍼のやってはいけないポイント」について解説します。
光治療後に美容鍼はやってはいけません

光治療はシミや脱毛などで使われますが、この光治療後に美容鍼をすると、肌に大きな負担をかける可能性があります。
光は肌の赤色や黒色に反応するため、光治療を受けた直後に美容鍼を行うと、炎症や色素沈着の危険性が高まります。
光治療を受けた後は、最低2週間は間を開けてから美容鍼を行いましょう。
ボトックス注射前後に美容鍼もやってはいけません

ボトックスはシワや小顔効果、肩こり緩和に効果的な注射ですが、ボトックス注射後に美容鍼を行うと、悪い影響が出ることがあります。
目に見えない内出血がある場所に鍼を刺すと、ボトックス製剤が広範囲に広がってしまい、意図しない部分に効果が出てしまう危険性があります。
そのため、美容鍼は注射前は見えない内出血を避ける為、2週間、ボトックス注射後は7~14日空けると安心です。
ヒアルロン酸注入後に美容鍼をしてはいけない
ヒアルロン酸は水分を保持し、たるみやシワの治療に使われる注射ですが、ヒアルロン酸注入後は、美容鍼をしてはいけないポイントがあります。
ヒアルロン酸は、注入後に数日間かけて体内で安定します。
この過程で硬さや形が定着していくのですが、その間に鍼を刺すと、ヒアルロン酸の配置が崩れたり、感染のリスクが高まる危険性があります。
特に、架橋度(硬さ)が高いヒアルロン酸は、注入後に数日間安定するまで動かさないことが重要です。鍼を刺すと、被膜化(カプセル化)が進み、血流が途絶え、感染のリスクが増します。
ヒアルロン酸注入後は最低7日間は美容鍼を避け、施術部位に鍼を刺さないようにしましょう。
脂肪吸引後の美容鍼はNG
脂肪吸引後の美容鍼も避けましょう。
内出血や浮腫が脂肪吸引で起きていた場合、鍼をすることによって助長する恐れがあります。
内出血が納まる2週間は様子を見た方がいいです。
まとめ
美容鍼は、他の美容医療との併用には細心の注意が必要です。
光治療、ボトックス、ヒアルロン酸注入後は、それぞれ適切な期間を空けることが肌トラブルを避けるポイントです。
ではなんで、そこまでして美容鍼受けるの?というと
美容医療を受けた後に自然な形の表情をするのに美容鍼はいい感じに効くんです
普段の治療にお試しで受けるのではも結構ですので、是非体験してください。
木原鍼灸治療院では
身体の動きや働きを見た上で鍼灸治療ができます。
医療で携わっているプロとして、また入院後から退院した方に「病院で受けたみたいなリハビリをしたい」という退院後の方から身体の調子を医療機関で勤めている人から聞いてみたいというご要望にお答えさせて頂いております。
京都市左京区の回復期リハビリテーション病院に非常勤に努め、入院患者様の施術にあたっています。
その中で状態の優れない方への臨床経験や在宅に向けての知見がございます。
医療知識を持って正しく・嘘をつかない親身なセラピストとしてご対応させて頂きます。
得意なところはズバリ痛みの治療です。鍼灸技術をもって痛みの改善を取り組んでおり、日常生活から様々な痛みの要因を考慮したツボを選択して、施術をしております。
これは時間と技術、知識を要します。
また美容鍼としての表情筋へのアプローチから美しい表情作りのお手伝いをしています。ボトックス後などの顔の動きにくさに大変効果的です。
訪問メインで外来は不定期ですが京都市左京区三条駅徒歩5分のところにレンタルスペースをお借りして月に数回行っております。ご興味のある方は是非Instagram(https://www.instagram.com/kiharassc/)にてご覧ください。
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